キャメル珈琲は、大型複合施設「ワン・バンコク」に「カルディコーヒーファーム」２号店を開業した＝25日、タイ・バンコク（ＮＮＡ撮影）

　コーヒー豆と輸入食品を販売する「カルディコーヒーファーム」を展開するキャメル珈琲（東京都世田谷区）は25日、タイの首都バンコクにカルディコーヒーファームのタイ２号店を開業した。同日オープンした大型複合施設「ワン・バンコク」に入居する。 　２号店は、ワン・バンコクのＢ１階に店舗を構えた。１号店と同様に日本の食品・菓子類や海外の商品、タイ国内に持つ焙煎（ばいせん）所で焙煎したてのコーヒー豆15品目などを販売する。また、カフェ業態「カフェ・カルディ」の６号店もワン・バンコク内の高級スーパーマーケット「ミツコシ・デパチカ」内にオープンした。 　開業に駆けつけたタイ人男性（43）は、「カルディのコーヒー豆はコクがあって香りが良いので愛飲している。店員の知識も豊富なのが特徴。立地も良く気軽に通えるようになってうれしい」とコメントした。 　キャメル珈琲傘下のカルディコーヒーファーム（タイランド）の大石修也ゼネラルマネジャーはＮＮＡに対し、「１号店は日本人を中心にリピーターを獲得できて好評だった。２号店は立地の良さを生かし、タイ人などに日本の商品の良さを訴求し認知度向上に努めていきたい」と話した。 　11月27日には３号店がバンコク中心部の大型商業施設「セントラル・ワールド」にオープンする。