中年の結婚にお金はかからない「経済的にメリットだらけ」といえる3つの理由
男性も女性も「外見×年齢×年収」で測られる
婚活市場での価値は性別で優先順位は変わってきますが、男性も女性も、おおよそ外見×年齢×年収の表面的なスペックで測られます。 年収は高いほどいいのは当然として、最も重要視される年齢は、若いほど価値が認められます。 28歳というもっとも人気がある年齢の女性が、どうして48歳年収500万円のアナタを選ぶのでしょうか。 仮に突出した外見があったとしても、加齢したアラフィフの外見は知れています。 この大前提の常識が、年齢と年収で劣るアナタが28歳と結婚するのは不可能だという理由です。安心してください。高望みが叶わないのは女性もまったく同じです。 たとえば38歳&派遣社員年収200万円&外見は年齢相応の普通という女性が、35歳&年収900万円&イケメンという高スペック男性を狙っても、まず相手にされません。 その理由は、等価交換の原則からズレているからです。現実を見ることなく、高望みを続ける婚活女性は、誰にも選ばれずに取り残されてしまっています。 男性も女性も、婚活は年齢が若いほど有利です。それはおじさんになってしまったアナタも同じで、47歳よりも46歳、50歳よりも49歳のほうが女性に選ばれる可能性は上がります。 年齢が若いほど、相手の選択肢も広がり、成婚の可能性は高まっていくわけです。 なので、自分自身の価値は、毎日減少している事実は知っておきましょう。 誰にも相手にされないまま、前期高齢者になって孤独死──みたいな取り返しのつかない悲劇を迎える前に、現実に地に足をつけて婚活を進めていきましょう。
夫婦の年齢差はどんどん縮まっている
夫婦の年齢差は、どんどんと縮まっています。 2020年人口動態調査(厚労省)によると、夫婦同年齢21・6%がトップ、夫が1歳上13・8%、妻が1歳上10・2%と、年近婚の比率は高くなっています。 若い女性が好きなみなさんが気になるだろう夫7歳以上は全体の10・6%に留まり、データに出てこない夫20歳上は、本当に微細な数字だと思われます。 この現象は、結婚の等価交換の法則が機能していることに他なりません。 女性の社会進出によって男性への依存がなくなっている、男尊女卑、年功序列の劣化、世帯収入は共稼ぎが前提なので、女性が男性の目先の年収ではなく、人生の先を見越して現実を見ているということでしょう。 年功序列の梯子を外された40代後半の男性と結婚しても、大きな財産狙いでもなければ、女性にとっていいことはなにもないということです。 財産狙いの女性と結婚しても、アナタに早く死んで欲しいのだから、アナタが幸せになるのは難しいわけです。 また40歳を超えると、手つかずの初婚男性より、バツイチ男性のほうが成婚しているデータもありました。 40歳まで誰にも選ばれなかった売れ残った男性より、一度結婚に失敗した男性のほうを女性は評価していることになります。 離婚率は2005年をピークにしてだんだん減少していますが、まだ3組に1組が離婚という状況は続いています。 未婚の男性だけでなく、バツイチ男性もライバルとなるので、生涯で一度も結婚したことのないアナタは、さらに厳しい苦境に立たされるわけです。 婚活にあたって、まずその現実を自覚することからはじめなければなりません。