2月上旬までは“ドカ雪”の可能性も 春は少し早めにやってくる? 最新の3カ月予報を気象予報士が解説【福井】
福井テレビ
9日、10日は大雪に警戒が必要ですが、その後の見通しについて村田気象予報士の解説です。 11日には一旦、冬型が緩みます。12日や13日は20歳の集いが行われるところも多いと思いますが、午後は雨で、山の方では雪が降りやすい状況です。 13日の週後半には再び冬型が強まるタイミングがあります。18日、19日は大学入学共通テストですが、今のところ冬型が少し緩みそうで、19日は晴れのマークも出ています。 現在、強い寒気が南下していますが、地球規模で見てみると、北極の上空5500メートル付近には、非常に強い寒気が蓄積されていて、それが定期的に放出される状態になってきています。 マイナス36度と大雪になるような寒気がいま、日本列島を覆ってきている状況です。 青森では記録的な大雪になっていますが、世界でも、ワシントンは10年に1度あるかないかの大雪になっていますし、普段あまり雪が降らない韓国ソウルでも積雪があります。 北陸地方も向こう1カ月は低温傾向で、雪の量も平年より多いと予想されていますので、2月上旬くらいまではドカ雪の可能性がありますので、十分注意してください。 この冬の天候については、1月は気温が平年並みか低い予想。2月は平年並みで、降雪量もやや多い予想で、今年はメリハリのある天候が予想されています。 そして3月は気温が一転し、平年より高い予想なので、 今シーズンの春の訪れは少し早いかもしれません。冬の期間は少し短くなる予想です。 ただ、1月、2月は気温低めのところも多く、降雪量は多い予想なので、まだ気は抜けない状況です。
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