生息環境が一部悪化 ミヤコカナヘビの状況報告
宮古諸島希少種保全で意見交換
宮古諸島の希少種保全・外来種問題に係る複数の事業関係者による連絡会議が6日、市役所で行われた。環境省、市、県の行政機関や研究機関、民間団体の職員が参加し、それぞれの活動報告や今後の計画について意見を交わした。環境省はミヤコカナヘビ保全の取り組みを報告し、生息環境が一部悪化していると指摘。道路工事などで土地の状態や用途など利用状況が変化したことを挙げ、生息環境の整備を訴えた。ミヤコカナヘビは絶滅危惧Ⅰ類のカナヘビで、日本固有種。