堂々の45分間、2年半越しA代表デビューにFW鈴木唯人「いつもどおり馴染んで入れた」
[6.6 W杯2次予選 日本 5-0 ミャンマー ヤンゴン] 堂々たるA代表デビューだった。日本代表FW鈴木唯人(ブレンビー)は2-0の後半開始時、所属クラブでもプレーしている右シャドーのポジションで途中出場。メリハリのあるポジショニングで巧みにボールを引き出し、前半は停滞しがちだった右サイドの攻撃を活性化させていた。 【写真】日向坂46メンバーがサポ姿で現地観戦「可愛すぎて二度見した」「美しさで溢れてる」 また投入直後から左シャドーのMF鎌田大地、ボランチのMF守田英正といったA代表常連組のコンビネーションにも適応。試合後には「周りにうまい選手が多いので、ボールに関わった時は見える景色も良かった」と前向きに振り返った。 またW杯予選という舞台、敵地のムードにものまれることはなかった。「いつものプレーしか出ないと思ったので、特別なことをせずにいつも通りのプレーを心がけた。いつもに近い感覚でできたのは良かったと思う」。冷静に手応えを口にした。 清水所属だった2022年1月の国内組合宿で初招集されたが、当初予定されていたウズベキスタン戦が中止となり、国際Aマッチ初キャップはお預けに。この日が2年半越しに迎えた待望のデビューだった。 「こういう選手たちと日々やっていく中でいろいろと感じるものはあるので、日々努力して自分のものにできれば。いつもどおり馴染んで入れて、そのままプレーできたと思うし、デビュー戦としては全然良かったと思う。思ったよりボールに関わることもできたし、強度とか細かいことでやるべきことはあるけど、これをいいきっかけや経験にしていければ」 充実感あふれる第一歩。「次はもう少し欲張ってやっていきたい」と先を見据えた22歳は「アピールできる一番わかりやすいものだと思うので狙っていきたい」と言い、次はゴールという目に見える結果に意欲を見せた。