博報堂ケトルが生み出すSNSインフルエンサーの エコシステム:STEAM STUDIO
“蒸気のように熱くアイデアが沸く”スタジオがコンセプト
-- 「スタジオ運営しているんで使ってね」っていうスタジオ屋さんみたいな部分もありつつなんですけど、ケトルさんだとその動きが既に一つの何かしらのエコシステムじゃないすけど… 南:そうですね。まさにおっしゃっていただいてるようなエコシステムを作るというのは、割と元々の狙いでもあって、先ほどの横山からもあった通りやっぱり場所があるとすごく強くなるというか、とりあえずそこに集まろうか、という動き、それこそ原宿遊び行ったついでに「ここに寄ろうよ」みたいな話とかっていうモチベーションで全然いいと思っていて、何かそういうところがエコシステム作りのトライでもあるっていう形で、今みんなで回していますけど、どんどんそれが予想だにしない形に転がっていく方がいいかなって思っています。 横山:エコシステムだからね、生き物なんだよね。 南:うん。だから面白いんですよ。場所自体も、初めてお越しになった方は意外と、中にドーンとドームみたいなものがあって、ちょっと開けた場所があって、裏に小会議室があって・・・これどう使うんだろう?って多分悩まれるんですよ。 僕らも実はそうで、お仕事を一緒にやらせてもらったりとか、一時期ライバーさんに毎日のように100日ライブみたいにやってもらったりしていたんですけど。ライバーて、STREAM配信をやる感じ、すごい伸びていますけど。TikTokとかSNSのああいう方たちが使ってみた感想を聞いたりとか、実際にクライアント様と一緒にあそこポップアップスペースを使用して、さらに中がライブができたりとかしますので、ライブ×ポップアップの何か新しい取り組みみたいなこと言ったときに使えるんだとか。 横山:うん、どんどん日々何かしらが出てくる、っていうのはスタジオの名前にもつながっていて、蒸気みたいに自由に形を変えられるような場所があるといいよねっていう意味で、あと我々の元々の会社がケトル、ヤカンで蒸気のように熱くアイデアが沸いて、というコンセプトだったので、その先の蒸気がいいかなということで、蒸気、STEAMスタジオという名前にしておりました。 以下、ポッドキャスト本編に続く STEAM STUDIOの南さんの「サブカル野郎~原宿と広告の文化」トーク、横山さんが学生時代に「モテ塾」を開講していた話など、ディープな話はポッドキャスト「ハラカドノカドデ」で聴けます。 https://arrtsidecast.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/harakadonokadode/episode/steamstudio/ 連載記事一覧はこちらから 「原宿で交差する 人×人のドキュメンタリー ハラカドノカドデ」 https://finders.me/series/kqJTU8QIkzBoaL5mpYA/ ●STEAM STUDIO 渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿「ハラカド」 3F 営業時間:11:00~21:00(商業施設の営業時間に準じる) TEL:03-6805-0085 公式サイト: https://steam-harakado.com/ ●藤田琢己 公式Webサイト https://takumifujita.net/ ●ハラカドに誕生したラジオ局 J-WAVEによる本格的な音声収録スタジオ J-WAVE ARRTSIDE CAST https://www.j-wave.co.jp/arrtsidecast/
聞き手・文:藤田琢己(J-WAVEナビゲーター) 編集:カトウワタル(FINDERS編集部)