飲酒運転100キロ超で橋の欄干に衝突し同乗者3人死傷 当時19歳の男に懲役9年の判決 名古屋地裁
中京テレビNEWS
去年5月、名古屋市東区で飲酒運転をして、事故を起こし、同乗者3人を死傷させた罪に問われている当時19歳の男の裁判で、名古屋地裁は、28日、懲役9年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、当時19歳の男は、去年5月、酒を飲んだ状態で車を運転し、時速100キロを超える速度で名古屋市東区の橋の欄干に衝突し、同乗者3人を死傷させた危険運転致死傷などの罪に問われています。 これまでの裁判で男は起訴内容をおおむね認めていて、刑の重さが争点となっていました。 28日の判決公判で、名古屋地裁の森島聡裁判長は「速度超過の程度は甚だしく危険性が高いと言わざるを得ない」などと指摘しました。 一方で、反省の意思がうかがえるなどとして、懲役9年の判決を言い渡しました。