【おむすび】メンディー、撮影時の仰天エピソード 肩慣らしで球速122kmに不満げ「130kmはいきたい」
翔也の先輩で星河電器のエースの澤田龍志役
俳優・橋本環奈が、主人公・米田結を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)。第54回が12日に放送され、結の恋人・翔也(佐野勇斗)が所属する社会人野球チーム・星河電器のエースの澤田龍志(関口メンディー)が巨人に入団する展開が描かれた。前日放送の第53回では本格的な筋トレのシーンもあった。演出担当の大野陽平氏と制作統括の宇佐川隆史氏が取材に応じ、メンディーの舞台裏のすごさを明かしてくれた。 【写真】「30代とは思えんくらい似合ってる」…仲里依紗が平成ギャルになりきった制服姿 大野氏「ウエイトトレーニング中のシーンがありますが、実際にとても重たいバーベルを担いでもらっているんです。ドラマの撮影では、色んな方向からお芝居を撮るために同じ演技を何度も繰り返してもらいますが、その回数は本番前のカメラテストなども含めると相当多くなります。身体への負担も考えて、メンディーさんに『カメラテストの時は担ぐふりで、抑えてもらっても大丈夫です』と相談しましたが、『全然、大丈夫です』と涼しい顔で言われまして、実際そのように撮影を進めました。練習の時から一切手を抜かない姿勢も含め、本物のアスリートを撮影しているような感覚でした」 宇佐川氏もメンディーのすごさ、起用して良かったと思うことを紹介してくれた。 宇佐川氏「本当に巨人軍に行きそうなほどの空気感ですよね(笑)。肩慣らしで投球練習をしていた時の話ですが、ためしに球速を測定したら122キロ出てたんです。「122キロも出ています!」、と話したら、苦い顔で『122キロですか……130キロはいきたいですね』と言われた時には、本当に驚きました実際に、野球の試合の始球式に呼ばれた際は、133キロを出されたというからすごいです」 メンディーの演じる澤田はチームのため専任の栄養士が必要だと考えて監督や会社に働きかけた。 「まなざし一つとってもそうですが、メンディーさん本人のまじめさが、澤田と非常に似ていると思います。チームに専任の栄養士を置くというのは、2007年当時は突拍子もないことだったかもしれません。しかし所属チームを何とかしたいと澤田が本気で考えたこと。あれを言えるのは、澤田が野球に対して真剣、まじめだからこそです。澤田の設定がリアルになったのは、メンディーさんだからこそだと思います」
ENCOUNT編集部