MaaSサイト、来月から運用 一宮市、名古屋鉄道と連携
【尾張】一宮市は11月1日から、市内用MaaS(マース、次世代移動サービス)サイト「イッテミーヤ」の運用を開始する。名古屋鉄道のMaaSアプリ「CentX(セントエックス)」と連携し、市コミュニティーバス「i―バス」のチケット購入や、タクシー予約、最適な交通ルートの検索などが可能になる。 イッテミーヤの機能は、①バスのデジタルチケット購入(i―バス、名鉄バスのiバス共同運行便が対象)②タクシー予約(予約制乗り合いタクシー「i―バスミニ」含む)③i―バス、名鉄バスの運行状況のリアルタイム確認③目的地までの最適ルートや移動手段の検索―など。 購入可能なデジタルチケットは、i―バスの1日乗車券・回数券、i―バスと市内名鉄バスの1日乗り放題チケット「一宮おでかけバス手形」など。 システムは一宮市からの委託により名古屋鉄道が開発した。同社と地域自治体との連携によるMaaSサイトの導入としては5例目となる。