元気でな!「瞳をとじて」の公開を控えるビクトル・エリセ、日本のファンへメッセージ
2月9日に公開を控える映画「瞳をとじて」で監督を務めたビクトル・エリセより、日本のファンに向けたメッセージ映像が到着した。 【動画】ビクトル・エリセが日本のファンにメッセージ、邦画の巨匠たちへの思いも 同作は「マルメロの陽光」以来31年ぶりとなるエリセの長編映画。元映画監督のミゲルが、自身の監督作品の撮影中に謎の失踪を遂げた人気俳優フリオ・アレナスの記憶をめぐり、自らの半生を追憶する様子が描かれる。 YouTubeで公開中の映像で、エリセは「おはようございます」と挨拶をしたあと、「日本はいつも私の作品にもっとも愛と理解を示してくれる国で、私は心から感謝しています」「私の一番の喜びは、皆さんがこの映画を観て自分の物にしてくださることです」とファンに語りかける。さらに自身が影響を受けた日本映画の巨匠たちへの思いを述べ、「元気でな!」という言葉で締めくくった。 「瞳をとじて」は、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次ロードショー。マノロ・ソロ、ホセ・コロナド、アナ・トレントが出演に名を連ねた。 (c)2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.