【スタイリスト 宇藤えみさんの食器棚】大事にしたのは「全ての食器を見渡せること」
@homeLEE “パンパン、ごちゃっと”なストレスから解放! 「食器棚改革」でもっと美しく、使いやすく
器使いが素敵な人の食器棚には、見た目だけでなく使い勝手もいいという点が。機能的で、収納力も落とさない食器棚とは? どんな食器棚にも生かせるヒントが満載です!
すぐ実践したい改革のヒントがいっぱい 暮らしのスタイリスト 宇藤えみさんに学ぶ全部見渡せる食器棚の作り方
自宅のリノベーションをした際、特に気合いを入れたのが“食器棚の改革”だったと宇藤さん。参考にしたいエッセンスがいっぱいです!
教えてくれたのは…
●宇藤えみさん 暮らしのスタイリスト ファッションスタイリストとして活躍後、料理やインテリアなど、暮らしのスタイリストへ転向。本誌をはじめ、多くのメディアで活動。小2の長男、2歳の長女の母。
食器棚は、かなりこだわりました
「前の家はキッチンの収納が多く、食器も今よりたくさんありました。でも新しい家に引っ越すと決めて食器の量を見直したとき、ぎゅうぎゅうと奥に押し込んだまま、眠っていた器がいっぱい出てきて……。うまく管理できていなかったことに後悔の嵐でした」 新居の食器棚を作る際に大事にしたのは『すべての食器を隅々まで見渡せること』でした。 「奥行きギリギリまで引き出せる引き出しを造作してもらい、内引き出しを設けて豆皿から大鉢まで、効率よく収納できるように。死角を作らない工夫をしたことで、手持ちの食器を把握しやすくなりました」 機能性はもちろん、視覚的にも心がけたことが。 「平日に食事を作るときって、バタバタと余裕のないことが多いですよね。だから私はワクワクするワードローブのような食器棚にしたくて、お気に入りのポットを飾り棚に置いたり、器を色で分けたりしました。食器を出すときに気分が上がるか?という点も意識しながら、食器の収納を見直してみてはいかがでしょう」
Method1:よく使って、しかも眺めていたいものは見せる棚、普段使いはしまう棚に ダイニング側から見える飾り棚は気分を大切に
およそ9割の食器は、棚の中にしまってすっきりとさせていますが、ずっと眺めていてもよい、お気に入りのガラスポットやお弁当箱、セイロなどは飾り棚にディスプレイしつつ、普段の食事にもフル活用。「全部をしまい込むと、私の場合は物足りなさを感じてしまうので、あえて見せる棚も作って収納兼インテリアとして、食器を楽しんでいます」(宇藤えみさん)