まるで秘密基地! 非日常空間へトリップできる「天空キャンプ」施設3選
最近のキャンプ場でひそかな話題となっているのが、まるで宙に浮いたような感覚になれる施設。空中にテントを張る「テントサイル」、高い木の上に設置された「樹上テント」、海に面した崖っぷちに並ぶ「グランピング施設」とバラエティーに富んだテントをご紹介します。 【写真】天空のテント泊体験ができるキャンプを見る(全7枚)
「秘密基地」感がいっぱい、新感覚テントサイルでワクワク体験
まずは秋田県仙北市、美しいコバルトブルーの湖面で知られる田沢湖畔にある「田沢湖キャンプ場」。ここでは、まるで宇宙船かUFOのようなデザインで目を引く、宙に浮くテントサイル1張を導入、湖畔間近のエリアでデイキャンプを楽しむことができます。 3方向からしっかりと固定し、空中にテントを張るテントサイルは、ハンモックの浮遊感とテントの居住性を同時に味わえるうえに、しっかりとした面積がとれるので大人が3人でゆったりと過ごせます。 床面は特殊構造により重点が分散され、体が沈むことはなく、寝転がるときも体が包まれるような安定感があります。風による心地よい揺れで自然との一体感も味わえます。 テントの窓からは田沢湖の湖面を一望。時間とともに変化する水や空の色を眺めて過ごせる「田沢湖キャンプ場」の特等席です。
高さ約4m地点の空中デッキで自然の音に耳を澄ませる
次は、町の92%が森林という「森と木の町」、福井県池田町です。山に囲まれた池田町にある、自然を生かしたアウトドアレジャー施設が「ツリーピクニック・アドベンチャーいけだ」。 キャンプシーズンに人気なのが、森の中の空中で過ごすことができる樹上テントです。高さ約4m地点、デッキは 3×4mのスペース。複数の木にワイヤーで繋がれたデッキの上にテントが置かれます。ハシゴを使って登り降りするため、子供は身長130cmからの利用となりますが、小学生を含むファミリーなら4名まで宿泊することができます。 空中でマイナスイオンを浴びながら、BGMは鳥や虫の鳴き声と、川のせせらぎ。漆黒の夜、天気が良ければ、満天の星空がプラネタリウムのようにあらわれてくれるでしょう。 樹上テントのほかにも、山肌を利用して木と木の間に建てられたツリーハウスがあり、こちらもダイナミックな景色を見ながら、快適な空泊キャンプが体験できます。