かわいくできたかな 間伐材のクリスマスツリー、園児ら組み立て
宮田村西保育園の園児たちが19日、間伐材を材料にしたクリスマスツリー作りを体験した。幼いうちから木に親しみ、木材や山林に関心を持ってもらおう―と村が企画し、今年で6年目。2~5歳の約80人が思い思いにツリーの飾り付けを楽しんだ。 【写真】リボンや木の実などを使ってツリーを飾り付ける園児
村産のマツやスギの間伐材を活用し、地元の木工業者に組み立て用のキット作りを依頼。土台付きの軸に、穴の空いた板を通して枝を形作る簡単な構造で、園児にも組み立てやすい。費用は森林公益財団法人県緑の基金(長野市)の「緑の募金」を活用した。
子どもたちは組み立てたツリーに松ぼっくりやリボン、おはじきなどを接着剤で丁寧に貼り付けた。「飾りがいっぱいでかわいいね」「ここにシールを貼ろうよ」と友達と声をかけ合いながら、和気あいあいと完成させた。
たくさんの貝殻で飾り付けた年長児(5)は「海を想像して作った。かわいくできてうれしい」と笑顔で話した。