甘い香りに包まれて 花巻・大迫 ワインまつりにぎわう
第53回おおはさまワインまつり(実行委主催)は15日、花巻市大迫町大迫のぶどうの丘地域(国道396号大迫バイパス沿い)で開かれた。オリジナルボトルワインをはじめとする特産品の販売やワイン娘によるブドウ踏み、早池峰岳神楽上演など多彩なイベントが行われ、ワイン愛好家や家族連れでにぎわった。 オープニングセレモニーでは、実行委会長の小田嶋善明エーデルワイン代表取締役社長が「大迫は県内有数のワイン生産地。ブドウ栽培は七十数年の歴史があり、技術、品質によりブランドとなっている。おいしいワイン、おいしい料理などワインまつりを目いっぱい楽しんでいただきたい」とあいさつした。 メイン会場の大迫多目的広場「大迫カントリープラザ」やエーデルワイン敷地内には、ワインやつまみを販売するブースが並んだほか、神楽やダンスショー、餅まきなどがにぎやかに繰り広げられた。リップスダンサーズのメンバー3人によるワイン娘は昔ながらのワイン造りを再現し、はだしでブドウを踏むと周囲に甘い香りが広がった。