ボクシング WBO、ライトフライ級王者ゴンサレスがフライ級1位に 佐々木尽がウエルター級2位に浮上
世界ボクシング機構(WBO)は20日(日本時間21日)、最新の世界ランキングを発表し、ライトフライ級では王座が空位となった。19日にWBOのフランシスコ・バルカルセル会長(プエルトリコ)が明かしていた通り、王者だったジョナサン・ゴンサレス(33)=プエルトリコ=はフライ級1位にランクインした。 フライ級も王座は空位で、7月20日に東京・両国国技館で2位の加納陸(26)=大成=が、3位のアンソニー・オラスクアガ(25)=米国=と王座決定戦を闘う。勝者がゴンサレスと初防衛戦を闘う可能性が出てきた。ライトフライ級1位は岩田翔吉(28)=帝拳=で、2位がハイロ・ノリエガ(31)=スペイン=だ。 また、ウエルター級では東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック王者の佐々木尽(22)=八王子中屋=が前回の4位から2位に浮上。世界初挑戦に近づいた。スーパー王者がWBAスーパー王者、WBC休養王者でもあるテレンス・クロフォード(36)=米国=で、暫定王者がブライアン・ノーマン(23)=米国=となっている。 プロ戦績はゴンサレスが33戦28勝(14KO)3敗1分け1無効試合、加納が21戦17勝(8KO)3敗1分け(日本ボクシングコミッション公認試合のみ)、オラスクアガが7戦6勝(4KO)1敗、岩田が13戦12勝(9KO)1敗、ノリエガが14戦14勝(3KO)、佐々木が19戦17勝(16KO)1敗1分け、クロフォードが40戦40勝(31KO)、ノーマンが28戦26勝(20KO)2無効試合。