写真：スロット監督がアレクサンダーの野望について見解を示した

リヴァプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドは、今後のキャリアで「多くのタイトル獲得をしたい」と語ったことに加えて、「最高の右SBと言われるようになることがモチベーション」と話した。そのコメントを受けて、アルネ・スロット監督がアーノルドの野望について自身の見解を示した。イギリス『Sky Sports』電子版がコメントを伝えている。 【動画｜トレント・アレクサンダー=アーノルド 2023－24シーズンプレー集】 アーノルドは現在、リヴァプールと2025年6月までの契約を結んでおり、リヴァプール残留か、レアル・マドリードへの移籍か噂されている。スロット監督は契約延長交渉について多くは語らず、静観の立場をとっているが、アーノルドの持つ高い志を歓迎した。 「私はこの素質があることを気に入っている。このレベルでプレーするなら、すべての選手が備えなければならないと思う。トップクラスの選手は『特別な存在になりたい。最高の選手になりたい』という気持ちを持っている。そうでなければ、3日ごとの試合でいいコンディションを保つ努力を続けるのは、とても難しいことだ」 「そのメンタリティと規律は誰にでも備わっているわけでない。つまりそれがトップ選手のメンタリティであり、自分のポジションで最高の選手、あるいは世界最高の選手になるためには必要なことだ」 アーノルドは今シーズンより就任したスロット監督の指導力を高く評価しており「厳しく接してくれて、改善点を指摘してくれる」と語る。以前は守備のパフォーマンスに指摘されることもあったが、軽さを見せるシーンは少なくなっている。スロット監督の下で向上するアーノルドの未来は、リヴァプールかレアル・マドリードか、今後の動向にも注目が集まる。