巳年ちなみ「ハナヒゲウツボ」展示 とっとり賀露かにっこ館
鳥取市賀露町西3丁目のとっとり賀露かにっこ館で、今年の干支(えと)の巳(み)年にちなんで、ヘビのように見えるウツボの仲間「ハナヒゲウツボ」が展示されている。英名で「リボン・イール」と呼ばれており、2025年も人と人の縁が結ばれるようにとの願いも込めて企画した。展示は20日まで。 ハナヒゲウツボは、国内では小笠原諸島や沖縄など暖かい太平洋に生息し、ひげに見える鼻の先端が花のように見えるのが特徴。成長するとオスになって青くなり、さらに成長するとメスになって黄色の体色へと変化する。 同館では体長約50~60センチの3匹を展示している。暗がりから時折、顔を出してくる様子に来館者らが喜んでいた。家族と旅行で訪れていた広島市の山岡真子さん(6)は「口が細くて面白かった」と話した。
日本海新聞