「内海チェンジ」習得を熱望 巨人のドラ5・宮原駿介が憧れのコーチに弟子入り志願
巨人のドラフト5位・宮原駿介投手(22)=東海大静岡キャンパス=が21日、「内海チェンジ」の習得を熱望した。静岡市内のホテルで契約金4000万円、年俸800万円で仮契約。背番号は「57」に決まった最速153キロ左腕は「内海投手コーチのチェンジアップはすごい。ぜひ教えていただきたい」と弟子入りを志願した。 憧れのユニホームに袖を通す。初めて東京Dを訪れたのが、小学5年生だった13年10月。巨人対楽天の日本シリーズ第5戦を観戦し「球場の盛り上がり方もすごかったですし、こういう舞台に立ちたいなと思える試合だった」とプロを強く意識するきっかけとなった。中でも目を奪われたのが、巨人の先発マウンドに立ったエース・内海哲也投手だった。 直球と切れ味鋭いスライダー、カットボールが武器の即戦力左腕。内海コーチが現役時代に武器とした外に沈み込むようなチェンジアップを習得できれば、投球の幅は広がる。色紙に1年目の目標を「開幕1軍」としたため「1年目からどんどん投げて、チームの勝利に貢献できるような投手になりたい」と誓った。(内田 拓希) ◆宮原 駿介(みやはら・しゅんすけ)2002年9月12日、神奈川・小田原市生まれ。22歳。中1からソフトボールを始め、中学で小田原ボーイズに入って野球を始めた。静岡学園高から東海大静岡に進学し、4年時に侍ジャパン大学代表候補合宿に参加。家族は両親と兄、妹、弟。174センチ、85キロ。左投左打。
報知新聞社