近江、先発の山田陽翔が三回途中に降板 センバツ決勝・大阪桐蔭戦
第94回選抜高校野球大会は最終日の31日、近江(滋賀)―大阪桐蔭の決勝が行われ、近江は今大会を一人で投げ抜いてきたエースの山田陽翔(はると、3年)が先発し、三回途中までで45球を投げてマウンドを降りた。「1人の投手につき1週間500球以内」の球数制限があるが、山田はこの降板時点で計429球だった。 【全試合あります! 球児の熱い戦いを号外で】 山田は今大会、準決勝までの全4試合を完投し、この1週間で384球を投げていた。日本高校野球連盟は投球過多による障害予防などのため、2020年から「1週間500球以内」の球数制限を導入している。 地方大会では、柴田(宮城)の谷木(やぎ)亮太投手に対し、20年秋の東北大会決勝で球数制限が適用された。準決勝までに481球を投げ、決勝では19球しか投げられなかった。柴田は翌21年春の甲子園に出場した。【木村敦彦】 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では、決勝もライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。