西郷真央はパット苦戦で「もどかしい」15位スタート 渋野日向子72位
◇米国女子◇ビュイックLPGA上海 初日(10日)◇上海旗忠GC(中国)◇6672yd(パー72) 【画像】馬場咲希「残念」 米女子下部ツアー最終戦で初Vならず 4試合が組まれたアジアシリーズの初戦が開幕し、ツアー通算12勝のキム・セヨン(韓国)が1イーグル8バーディ、1ボギーの「62」をマーク。81人による予選カットなしの4日間大会を、大会レコードを更新する10アンダー単独首位で飛び出した。 8アンダーの2位にセリーヌ・ブティエ(フランス)。7アンダーの3位にルーシー・リー。6アンダーの4位に、中国勢で最上位につけたヘ・ムニ、今季未勝利が続くツアー10勝のミンジー・リー(オーストラリア)ら4人が続く。 日本勢の最高位でスタートしたのは、首位に6打差の4アンダー15位で終えた西郷真央。5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、4位でフィニッシュした2週前の前回大会「NW アーカンソー選手権」(初日14位)に続き上位で滑り出した。 西郷は前半11番(パー3)から3連続バーディを先行させたが、その後は1つ伸ばすにとどまった。中継局WOWOWのインタビューでは「前半すごくいいショットが打てて、後半もそこまで悪くはなかったけれど、なかなかパットが決まらずもどかしい一日だった」とコメント。「もう少し簡単に(バーディが)獲れるようなところにしっかり付いてくれれば、ストレスなくパットが打てると思う」と2日目へのポイントを挙げた。 森田遥は「69」で3アンダー22位、畑岡奈紗は2アンダー30位。畑岡は最終18番、フェアウェイからの2打目を池に入れてボギーでも締めくくりとなった。 勝みなみと稲見萌寧は「71」で1アンダー41位。西村優菜は「74」で2オーバー64位。渋野日向子は3バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「76」で4オーバー72位と出遅れた。