ドジャース投打ともに総力戦で圧勝 欠場ロハスは大谷翔平へ身ぶり手ぶりでアドバイス
＜ナ・リーグ地区シリーズ:パドレス0－8ドジャース＞◇第4戦◇9日（日本時間10日）◇ペトコパーク ドジャースが序盤から効果的に得点を挙げ、8投手をつないで圧勝した。 1回に2番ムーキー・ベッツ外野手（32）の2試合連続の先制ソロ本塁打で勢いをつけると、2回に「1番DH」の大谷翔平投手（30）とベッツの連続適時打で追加点を奪った。 欠場したメンバーも含め、投打ともに総力戦だった。6回、大谷が第4打席を迎える前にはミゲル・ロハス内野手（35）が身ぶり手ぶりでパドレス4番手のエストラダの球筋に関してアドバイスを送った。「自分は1戦目で彼と対戦していたから、速球の見え方について話していた。自分に対して、早いカウントで変化球（スライダー）を見せてきた後、とても速い直球を投げてきた。だから、速球への準備をするようにと伝えた」と明かした。 得点にはつながらなかったが、大谷は四球を選んで2死一、二塁とチャンスを広げた。ロハスは股関節痛の状態が悪化し、この日はベンチでチームを鼓舞。1勝2敗で追い詰められた試合だったが、ベンチ入り選手も一体となって、大勝につなげた。
