【300m防水、特許取得のハイテク素材採用】スイスの時計ブランド“ユリス・ナルダン”ダイバーズウオッチ
2020年にコンセプトウオッチとして発表され、いち早く市場に投入された本格ダイバーウオッチ“ダイバー ネット”は、ユリス・ナルダンの革新的なスピリットを示すと同時に、根本的な使命としてメゾンが大切にしている“サステナビリティ”を体現するコレクション。今回発表された新作は、その系譜に冒険的なひねりを加える2モデルだ。 【画像】300m防水と200m 防水の2機種、仕様の違いを画像で見る ユリス・ナルダンの自社製ムーブメント搭載ウオッチのなかで、最もサステナブルなモデルである300メートル防水の“ダイバー ネットOPS”は、ブランドが開拓してきた画期的な素材の組み合わせが特徴。ケース素材には、95%をリサイクルされたステンレススチールを使用している。サイドパーツとケースバックは、漁網をアップサイクルして作られたポリアミド“ナイロ”が60%、航空機に使用されているものと同じカーボンファイバーを使用して作られた“カーボニウム”が40%で構成され、環境への負荷を削減している。
サンドブラスト仕上げが施されたカーキグリーンの文字盤は、12時位置にパワーリザーブ表示、6時位置にスモールセコンドをレイアウト。エンボス加工されたサテン仕上げの大きな“X”の文字を背景に、スーパールミノバマーカーが緑色に光るデザインとなっている。 ムーヴメントには60時間のパワーリザーブを備えた自社製自動巻きキャリバー“UN-118”を搭載。脱進機には、シリコンにダイヤモンドをコーティングした特許取得の超ハイテク素材“DiamonSil”が施され、卓越した精度と耐久性を実現している。
ベルトは、部分的に漁網をリサイクルした素材を使用しているカーキグリーンのファブリック製ベルトか、“Ulysse Nardin”の文字があしらわれたカーキグリーンのラバー製ベルトから選択可能。どちらのベルトを選んでも価格は209万円となっている。 もうひとつの新作ダイバー スケルトン OPSは、ダイバーウオッチをオート・オルロジュリーとして再解釈したアバンギャルドなモデルだ。ブラックDLCコーティングが施されたハイテク軽量チタン製の洗練されたケース構造と、文字盤を支配する巨大なスケルトンX構造による大胆なビジュアルスタイル。コンケーブ型の逆回転防止ベゼルに加え、12時位置の香箱カバーにもカーボニウムが使用され、斑模様の美しさが時計の中心部まで広がるデザインが与えられている。 ムーヴメントは、シリコン製の大型オシレーターと脱進機を備えた、自社製のスケルトン自動巻き“UN-372”を搭載。200メートルの防水性も備えている。ダイバー ネット OPSと同様にベルトはファブリック製またはラバー製から選択でき、どちらを選んでも価格は434万5000円だ。 【問い合わせ先】 ソーウインド ジャパン(ユリス・ナルダン) TEL:03-5211-1791
文◎Watch LIFE NEWS編集部