暫定首位浮上もジェノアの反撃を許したナポリ、コンテ監督は後半の戦いぶりに苦言「全てを無駄にする危険があった」
ナポリのアントニオ・コンテ監督が21日に行われたセリエA第17節、2-1で逃げ切ったジェノア戦を振り返った。 勝利すれば暫定首位に浮上するナポリは敵地での一戦、15分にMFアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサのゴールで先制。さらに23分、FKからDFアミル・ラフマニのゴールでリードを広げた。 しかし後半開始6分に1点を返されると、終盤には同点に追いつかれるピンチがあった中、2-1で逃げ切った。 アタランタをかわして暫定首位に立ったナポリだが、コンテ監督は後半の戦いぶりに苦言を呈している。 「前半にはとても満足している。あらゆる面で我々が優位に試合を進められた。ハーフタイムにはジェノアに反撃させないように指示を出したが、反撃されてしまった。私はこのルイジ・フェラリスをよく知っている。ちょっとしたことで雰囲気が変わってしまう。そして困難に直面した。後半の出来は心に刻む必要がある。選手たちにはあってはならないと伝えた。アクセルを緩め、最もバカげたやり方で全てを無駄にする危険があったからだ。もし我々に野心があり、上位陣を脅かしたいのであれば95分間全力を尽くさなければならない」 また、ジェノア戦の勝利が自身セリエA通算150勝目となったコンテ監督は以下のように述べた。 「長い時間が経った。私はセリエAだけでなくイングランドでも監督をして経験を積んだ。あらゆる面で向上しようとし、1日前より優れた監督でありたいと思ってきた。それが私の目標だよ」
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