小池都知事が記者会見11月22日(全文1)全都民の就労を応援する新条例を制定したい
東京都の小池百合子知事は22日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードはYouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「東京都・小池百合子知事が午後2時から定例会見(2018年11月22日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池百合子知事が午後2時から定例会見(2018年11月22日) ◇ ◇
就労支援の在り方を考える有識者会議を29日に開催
小池:まとめてまずお伝えをしたいと存じます。1本目が就労支援の在り方を考える有識者会議の開催についてであります。今、雇用関係が好調なわけでありますけれども、一方で障害のある方や就労についてさまざまな困難を抱える方々、働く意欲があっても仕事に就けない場合も少なくありません。こうした中で、誰もが個性、そして能力に応じて仕事を選択したり社会の中で輝くこと、居場所があるという、そういう東京を目指して社会全体で支えます、ソーシャル・インクルージョン、この考え方に立った、全ての都民の就労を応援する新たな条例を制定したいと考えております。 この条例でありますけれども、専門的な見地からのご意見を広くいただくため、有識者会議をまず設置いたします。第1回目が11月29日に開催ということになります。来週でございます。そしてこの有識者会議でありますけれども、雇用分野の研究などで実績のある学者の方や、積極的に障害者雇用への取り組みを進めておられる企業さん、それから労働者、経営者の団体の方など14名の方々に参加いただく予定といたしております。 第1回の会議でありますが、障害者の就労支援をテーマとして取り上げる予定といたしております。委員のお1人からプレゼンテーションいただきまして、有識者の方々からの意見交換ということになります。これは私、以前から申し上げている例えばソーシャル・ファームという考え方ですね。こういったことなども取り入れて幅広くこの就労支援についてのご議論をいただくということでございます。これが1本目であります。