移籍を考えるべき!? Jリーグ、未だ出場0の逸材(6)公式戦で出番なし。壁にぶち当たる19歳ドリブラー
明治安田Jリーグは早くも中盤戦に差し掛かっている。多くの試合が消化されたが、各クラブの選手たちの中にはいまだ出場機会を得られていない選手も存在する。そこで今回は、残念ながら今季のJリーグではここまで出番が無いが、今後の活躍に期待したい逸材を紹介する。(スタッツは6月2日時点の『transfermarkt』とJリーグ公式記録を参照)
MF:荒井悠汰(あらい・ゆうた) 生年月日:2004年6月13日(19歳) 所属クラブ:FC東京 今季リーグ戦成績:出場なし FC東京が誇る若手サイドアタッカーは、今季いまだ出番を与えられていない。 昌平高校の下部組織にあたる「FC LAVIDA」で技術を磨いた荒井悠汰は、同高に進学すると高校1年時からレギュラーとして活躍。第99回全国高校サッカー選手権ではベスト8進出に貢献し、大会優秀選手に選ばれている。 最大の特徴は、強靭なフィジカルと卓越したテクニックの両方を兼ね備えていること。力強いドリブルが魅力的で、相手に厳しく寄せられても容易に倒れず身体を上手く使いながら振り切ってしまう。サイドから単騎で果敢に仕掛けることができるレフティだ。 そんな荒井は高校2年時にFC東京への加入が内定。2022シーズンは特別指定選手に登録され公式戦3試合に、昨季はJリーグデビューを含む公式戦4試合に出場している。限られたプレータイムではあったものの、自信に満ち溢れたドリブルが印象的だった。 しかしながら、プロ3年目となる今季は第17節終了時点で公式戦への出場がない。6月からはリーグ戦、ルヴァンカップに加えて天皇杯が新たに試合日程に組み込まれるため、ターンオーバーなどで与えられた出場機会でしっかりとインパクトを残していきたいところ。前半戦こそチャンスに恵まれなかったが、ここから挽回したい。
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