ウオッチナビ編集部が選ぶスーパールミノバ搭載モデル3選
ケースにはブラックの酸化ジルコニウム・セラミックを採用。ダイヤモンドに次ぐビッカース硬度を誇り、ジェット機のコックピットのような限られた空間でのハードユーズにも十分に耐える。これをマットブラックに仕上げることで光の反射を防ぎ、「正確な時間」という最も必要な情報のみを操縦中のパイロットに提供するのだ。こうした仕様はブラック・エイセス協力のもとで開発されており、その信頼の証としてチタン製の裏蓋にブラック・エイセスに配備されている双発ジェット機「F/A-18F」のエングレービングが施されている。
IWCシャフハウゼン「パイロット・ウォッチ・オートマティック 41・ブラック・エイセス」
Ref.IW326905 94万6000円 スペック:自動巻き(Cal.32100)、毎時2万8800振動、3日間(72時間)パワーリザーブ。セラミックケース。直径41mm、厚さ11.4mm。布製ストラップ。6気圧防水。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。
文字盤をスーパールミノバで大胆にコーティング
2009年に発表され、瞬く間にペルレの象徴的存在となった「タービン」。航空分野にインスパイアされたプロペラ型ローターが文字盤上で超高速回転することで、サブダイアルが出現するギミックを特徴としている。まさにペルレの独自性と技術力が反映されている。本コレクションは、常に斬新なアイデアをダイアルに表現しており、「タービン フルラム」では驚異的な蓄光効果を持つスーパールミノバで大胆に加工し、明所と暗所で異なる表情を見せるフェイスデザインとしている。
本機は立体的なアラビア数字インデックス、ミニッツフランジ、サブダイアル、タービンブレードをグリーンに光るスーパールミノバでコーティング。明るい場所ではトレンド感のあるライトグリーンだが、暗い場所に移るとスーパールミノバの塗布箇所がグリーンに発光。文字盤の大部分をスーパールミノバで加工していることで、視認性の確保だけでなくネオンのように輝かせている点もユニークだ。さらに手首の動きに合わせてスーパールミノバ付きのタービンが回転するため、ダイナミックな光の“躍動”も楽しめる。 ビッグサイズ44mm径のステンレススチールケースは、ブラックPVDコーティングによって漆黒の精悍なデザインと耐傷性の向上を両立。タービンのデザインコードであるフルーテッド装飾も施し、ケース一体型リューズにはペルレの頭文字から取ったPのロゴをエンボス加工であしらっている。
ペルレ「タービン フルラム」
Ref.A1098/S 91万3000円 スペック:自動巻き(Cal.P-331-MH)、毎時2万8800振動、42時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(ブラックPVD加工)、ブラックラバーストラップ。直径44mm、厚さ13mm。世界限定50本。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/WATCHNAVI編集部