「痛々しい」福原愛36歳のコスプレが大不評。迷走の背景に父親との尋常ならざる関係か
元夫と泥沼化。父親との関係が影響か
引退後の人生は、ここまででもかなり波乱に満ちているが、福原の迷走はさらに深まる。 離婚後、共同親権となったため2人の子どもは監護権のある夫とともに台湾で生活していたが、福原は22年7月に台湾から日本に長男を連れ帰った。日本のみならず、子どもを連れてシンガポールに滞在していると言われた時期もあった。 結局、23年7月に福原に子供の引き渡しを命じる審判が出されたが、彼女は長男と中国に渡っていたため強制執行ができなかった。元夫は警視庁に対して刑事告訴に踏み切り、受理された。 泥沼化する中、福原側の代理人が「和解」を申し入れ、元夫に息子を引き渡したという。 なぜここまで事態を混乱させたのか。福原が元夫を信頼していなかったのはもちろんだが、そこに至る心理的経緯として、彼女と父親との関係がベースにあるのかもしれないと思わざるを得ない。
離婚して自己破産した父の事情で転々と
福原が実力をつけ、間違いなく天才だと言われていたのは14,5歳のころだ。そのとき、彼女を支えていたのは、建設業を営んでいた父親だった。 父は彼女によりよい環境を与えるべく、練習場所を短期間で変えた。仙台、青森、東京、中国……。そうなると落ち着いて練習ができない。コーチもくるくる変わるわけだから、教えるほうも教わるほうも本腰を入れられない。 その裏には88年に倒産、離婚して自己破産した父の事情があった。つまり、福原は人気とともに資金を豊富に出してくれる場所へと移らざるを得なかったのだ。テレビCMに出まくっていた時期があったのも、そういう裏事情によるものだろう。 ところが福原本人も、いつまでも子どもではない。2008年ごろには、試合には姿を見せる父親が来なくなった。彼女が兄を通して絶縁を言い渡したと言われている。
父との尋常ならざる関係
そして父は2013年に亡くなったのだが、福原は絶縁から一度も父と会っていない、メールや電話も一度もないと告白、葬儀にも参列しなかったという。 そこまで父を憎む、あるいは無関心になるのは珍しいかもしれない。修復不可能、尋常ならざる関係だったとも言われている。 女性にとって最初に接触する異性は父親である。父親との関係は娘の結婚にも影響があるとされている。福原が、そうした父との関係から、結婚生活において夫といい関係が作れなかったとしても不思議はない。 そのことを彼女は当時、夫に話していたのだろうか。そして夫は、そんな繊細な心理をもつ妻を、全力で受け止めたのだろうか。