2019年M-1王者、審査員“若返り”もオファーなく「選ばれてないのが恥ずかしい」 当日は劇場出番
ベストな登場をコンビで思案「重み増してから」
2019年M-1グランプリ王者のミルクボーイが17日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。22日に行われる今年のM-1決勝、敗者復活戦の審査員が発表されたことについてコメントした。 【審査員一覧】「え、石田さんが?」ネットは石田の位置にも注目、審査員を務める9人 決勝の審査員はNON STYLE・石田明、海原やすよ ともこ・海原ともこ、アンタッチャブル・柴田英嗣、笑い飯・哲夫、博多華丸・大吉の博多大吉、ナイツ・塙宣之、かまいたち・山内健司、中川家・礼二、オードリー・若林正恭の9人。敗者復活の審査員はウエストランド・井口浩之、とろサーモン・久保田かずのぶ、トレンディエンジェル・斎藤司、マヂカルラブリー・野田クリスタル、錦鯉・渡辺隆の5人が務める。 7人から9人体制になり、活動休止中のダウンタウン・松本人志、山田邦子、サンドウィッチマン・富澤たけしが外れた決勝の審査員について、内海は「席順とか(気になる)な。礼二さんか。審査委員長とは言わないまでも」と発言。相方・駒場孝も「反対端も気になるよね。(オール)巨人師匠いてはった位置のところ」と続いた。内海は「去年までは山田邦子さんがおったところ? どうやろな。若林さんちゃう?ちゃうな。哲夫さんちゃう?」と反応。駒場とABC・澤田有也佳アナウンサーが「大吉さん」と名前を挙げると、内海は「大吉さんは今まで挟まれてたけどな」と振り返るなど興味津々の様子だった。 敗者復活の審査員は優勝経験者で占められた。20年の野田、21年の渡辺、22年の井口とミルクボーイが制した翌年以降の王者も選ばれた。内海は「去年、敗者復活の方で石田さんと山内さんと柴田さんがやられてて、それが本戦に行かれて。野田さんと錦鯉の渡辺さんはそのままで、久保田さんとトレンディの斎藤さんとウエストランドの井口君が入ったのよね。すごいよ。チャンピオンが入って行ってるっていう」と話した。 内海は「同期なんですよ、斎藤さん」とあえて言うと、駒場は15年王者のトレンディは敗者復活を勝ち上がったので適任と説明。内海は「これ若返りと言いますか、僕ら以降のチャンピオンとかも審査員をしだしてるっていうのを考えると」と口にした後、「恥ずかしいです。選ばれてないのが逆に」と本音を打ち明けた。 内海は「もし呼ばれても“審査員なんて”っていう気持ちやったやんか。“最近まで出てましたし、難しいですし、そんな審査員なんて”って感じだったし、上の人が出てたやんか。それでよかったやん。僕らより後のチャンピオンとか後輩とかがやりだしたら恥ずかしいです」と思いを告白。駒場から「ぜひ来年じゃあ」と勧められると、内海は「駒場さん、ホンマやってください」と要請した。 駒場が「オレは“恥ずかしい”いうんは別にないです」と言うと、内海は「やって当然のあれになってるんやなって感じです」と反応。再び駒場が「ほんならこれはちょっと来年」と言い、内海が「いやいや、それは駒場さん」と返した。内海から「どういう気持ちでした? これ発表されて」と聞かれた駒場は、「安心しましたよ。ないのは。恥ずかしいとかじゃない。”あっ良かった”って」と心境を吐露。 内海が「みんなも“やってくださいよ、ミルクさん”(って)」と言うと、駒場は「“ミルクさん”って言うから、別にどっちでもあるから」と正論。内海が「でもそれは駒場さんが」としり込みすると、駒場は「“恥ずかしい”と言った方がやった方がええんじゃない」とピシャリ。澤田アナは“押し付け合い”に笑った。駒場あ「何も来てないのに」といい、内海は「オファーが来てないのがってことよ。恥ずかしいって(いうのは)」と話した。 内海は「(オファー)来てたのかな? 来てないよね? オレら劇場入っとんのよ、大阪で。当日。前日も福岡で」と22日の日程を明かすと、駒場は「来てたとしたら絶対(変更を)やるでしょう。M-1となると」とした。内海も納得し「来てない。恥ずかしいです」とトーンダウン。駒場は「ええやん。55(歳)ぐらいでドンと座ったらええと思うよ。やるとしたら。“何でいまさら出て来たんや”ってなってるかもしれんけど。そこまで保っといて、ためてためて、“ついに出たぞ。来てくれたんですか”っていう」とベストな形を思い描いた。 21年に『THE W』審査員を経験した駒場は「M-1はもうちょっとためたいなっていうのがあるかな、正直。重み増してから。去年のともこさんとかそやもん。ずっとみんなが待望してた」と発言。「それはかっこいい」とした内海だが、「それは”できませんわ”って長年助走があったからかっこええやんか。それないやんか。恥ずかしい」と元に戻って笑わせた。
ENCOUNT編集部