シリア大統領「同盟国の支援重要」 イラン外相と会談
【AFP=時事】シリアのバッシャール・アサド大統領は1日、イラン外相と会談し、同盟国からの支持の重要性を強調した。 【写真】レバノン南部の都市ナバティエの破壊された建物 イスラム主義者が主導する反政府諸勢力は11月27日、北部アレッポで、イランとロシアが支援する政府軍への攻撃を開始。 英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団」のラミ・アブドルラフマン代表は、イスラム主義組織タハリール・アルシャーム機構(HTS)とその同盟勢力が「クルド勢力の支配地域を除いてアレッポ市を制圧している」とAFPに語った。 シリアで内戦が始まってから10年以上たつが、第2の都市であるアレッポが「シリア政府軍の支配下から外れた」のは初めてという。 イランのアッバス・アラグチ外相はシリアの首都ダマスカスを訪れ、アサド大統領と会談した。イラン国営メディアによると、アラグチ外相は出発前に、イラン政府は「シリア政府・軍を断固として支援する」と述べた。 アサド大統領は会談後、「外国の支援を受けたテロ攻撃に対抗する上で同盟国や友好国の支援が重要だ」と強調した。【翻訳編集】 AFPBB News