「色つやが抜きんでていた」七ヶ浜のノリが2年連続で最高賞に 乾ノリ品評会 優賞は皇室へ献上〈宮城〉
仙台放送
皇室に献上される乾ノリを選ぶ、新年恒例の品評会が塩釜神社で開かれ、初めて2年連続で、宮城県七ヶ浜の養殖ノリが最高賞に選ばれました。 塩釜神社で行われた乾ノリの品評会は今年で77回目の開催です。今年は県漁協の10の支所から91点の養殖ノリが出品され、県漁協の関係者が色やつや、形などを審査しました。 今シーズンは海水温の上昇に加えて、雨の降る量が少なかったことから、一部に生育不良や色落ちがあったものの、シーズン後半は生育、収量ともに順調に回復したということです。 審査の結果、最高賞の「優賞」には県漁協七ヶ浜支所の赤間竹晴さんの乾ノリが2年連続で選ばれました。「連覇」は品評会が始まって以来、初めてだということです。 仙台地方振興事務所水産漁港部 永倉一徳審査委員長 「今年の乾ノリも全て高品質で、審査員も非常に苦労しました。優賞は色、つやが他の製品より一歩抜きん出ていたというところで評価しました」 また、「準優賞」には鳴瀬支所の鹿野拓洋さんの乾ノリが選ばれました。 優賞と準優賞に選ばれた乾ノリは2月、皇室に献上される予定です。
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