能登で震度5弱から一夜明け…災害ボランティアは27日の活動取りやめ
26日午後10時47分ごろ、石川県西方沖を震源とする強い地震があり、石川県輪島市と志賀町で震度5弱を観測しました。 【写真を見る】能登で震度5弱から一夜明け…災害ボランティアは27日の活動取りやめ 北陸電力志賀原子力発電所は1号機2号機ともに異常はありませんでした。 また、津幡町で70代の女性が揺れに驚いて、窓枠に顔をぶつけて軽いけがをしました。 この地震で、北陸新幹線は黒部宇奈月温泉駅から越前たけふ駅の間で停電が発生。 未明にかけて金沢ー富山間で一時的に運転を見合わせましたが、27日は始発から通常通り運行しています。 ■地震から一夜明け、志賀町の小学校は被害なく、通常通り授業 小学校の先生「体調どうですか?よく寝れた?大丈夫?」 地震から一夜明け、志賀町の志賀小学校では、児童らがバスや徒歩で登校する姿が見られました。 校舎に被害はなく、通常通り授業を行うということです。 志賀小学校 前田倍成校長 「みんな無事でよかったなとほっとしているところです。心の面で不安に思う子どももいると思うので、その辺りのケアもしていかなきゃいけない」 ■住民は、度重なる地震に不安を吐露 しかし、度重なる地震で住民からは不安の声も。 仮設住宅に住む女性 「びっくりした。(仮設住宅が)壊れんかねと言っていた。心配です。これで(地震)いらんわ」 また、輪島市の仮設住宅では・・・ 仮設住宅に住む男性 「仮設なので基礎がしっかりしていないので、震度以上の揺れを感じた。あの後にもっと大きい揺れが来るかと体が恐怖で固まった」 気象庁は今後1週間ほど、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけていて、石川県では、27日予定していた災害ボランティアによる活動を取り止めています。
北陸放送