旧ビッグモーター元社員 初公判で起訴内容を否認し無罪主張
tvkニュース(テレビ神奈川)
2022年10月、中古車販売会社旧「ビッグモーター」の店舗前の街路樹を切断したとして器物損壊の罪に問われている元社員の男の初公判が横浜地裁で行われ男は起訴内容を否認し無罪を主張しました。 起訴状などによりますと当時本社の社員だった蒲原敏之被告は2022年10月、元店長と共謀の上、旧川崎店前に植えられていたオオムラサキツツジ6本をのこぎりを使い切断した器物損壊の罪に問われています。 19日の初公判で、蒲原被告は「私自身がツツジを切ったわけではありませんし、指示したこともありません。」などと起訴内容を否認し、無罪を主張しました。 検察側は冒頭陳述で、蒲原被告や旧ビッグモーターの本部所属の社員などが月に1回各店舗に出向き、運営や清掃状況などを確認する「環境整備点検」で、蒲原被告が旧川崎店の外を点検中、「木が邪魔だ。 低い木は全部切った方がいい」と指示したと指摘。 指示を受けた元店長がその後、川崎市に確認して実施する旨を伝えたところ「自分で動いてください」などとメッセージを送り、元店長は不利益な処分を受けることを心配し、指示通り動いたと指摘しました。 元店長の男性は、罰金20万円の有罪判決を言い渡されており、今後の裁判で出廷し、証言する予定です。
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