宇都宮市の北部、豊郷地区が音楽「歌」を活用したまちづくりをしようと、住民から歌詞のフレーズを募集しオリジナルの曲を作りました。１０日、地域のまつりの会場でお披露目されました。 完成した曲は「とよさとのうた」。人口およそ４万人のまちの計画「地域ビジョン」を作成する際に、「ほかではやっていない『楽曲』を作って地元を盛り上げよう」と住民に歌詞のフレーズを募集したところ、３００件あまりが集まりました。 地元の情景がふんだんに織り込まれた歌詞に、プロの音楽家である栗田智水さん、井上智美さん、池田真也さんが曲をつけ、ジャズシンガーの岩下あす香さんが歌います。かかわった全員が豊郷在住、「オール豊郷」によるふるさとの歌です。 歌詞が入った「うた」とは別に曲のみのバージョンも作られ、今年度中にＣＤにしてイベントでの披露、学校への配布を行うということです。