光本圭佑市議の不正疑惑で初の百条委開く 政務活動費着服や納品書偽造で在宅起訴 兵庫・尼崎市議会
兵庫県尼崎市議会の光本圭佑市議が、政務活動費を横領したなどとして在宅起訴された事件をめぐり、市議会が設置した百条委員会の初会合が17日に開かれました。 光本市議は、幹事長を務めていた日本維新の会市議団の政務活動費約200万円を着服したほか、パソコンなどを購入した際、納品書を偽造して会派に提出したなどして在宅起訴されています。 市議会はこれまで、光本市議に対して三度にわたって辞職勧告を決議したり、特別委員会を設置して政務活動費の新たなルールを作ったりしてきましたが、いまだ事件の真相解明には至っていません。 市議会は8日、自分たちにも真相解明の責任があるとして、強い調査権限を持つ百条委員会の設置を、賛成多数で可決していました。 百条委員会は市議8人で構成され、委員長には公明党の前迫直美議員が選ばれました。 (前迫直美委員長)「市民の皆様に対しても明らかにしていく責務があり、真相の究明に全力で取り組んでまいります」 17日の百条委員会では、証人尋問の出頭要求や資料の提出要求などが話し合われました。 来年1月までに委員会としての調査を終えて、2月の本会議で調査結果を報告することを目指すということです。
ABCテレビ