台風21号による大阪市内の倒木 公園5050本・街路樹は1650本
大阪市建設局は26日、今月4日に近畿地方に接近した台風21号の強風などによる、道路の街路樹などの被害発生状況の最終報告を発表した。
同局によると、所管する道路上にある街路樹の倒木は約1650本、臨海部道路上にある街路樹の倒木は約90本。公園内にある樹木の倒木は740公園で約5050本にのぼるという。このほか、建設局が管理する臨海部の緑地内樹木の倒木は約1640本にのぼった。 同局では26日現在で、道路の通行機能は一定確保しているものの、公園内で倒木している樹木の処理が完了していないところもあり「今後速やかに復旧作業を進めていく」としている。
大阪府が26日午前の発表した「台風21号の被害状況」によると、この台風により大阪府内では8人が死亡、485人が重軽傷を負っている。住家被害は全壊が6件、半壊が約102件。一部破損は約3万7736件となっている。また、非住家被害は約1450件にのぼっている。