ベルリンで「反プーチン」デモ、ウクライナ侵略開始1000日で大規模集会
【ベルリン=工藤彩香】ベルリンで17日、ウクライナ侵略を継続するロシアのプーチン大統領に抗議する大規模デモが行われた。ドイツメディアによると、今年2月に北極圏の刑務所で死亡した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリアさんら反政権活動家の呼びかけで、約2000人が参加。ウクライナからの露軍撤退を求めた。
デモは19日でウクライナ侵略開始から1000日目となるのに合わせて行われた。参加者は「戦争反対」「打倒プーチン」などと叫びながら、ベルリンのロシア大使館周辺を練り歩いた。
デモには、政治犯としてロシアに収監され、今年8月に米露などの「囚人交換」で釈放された露ジャーナリストや野党指導者も参加した。