[山口県]思い出の雄姿を手元に 火の山ロープウェイ“卒業記念品”配布 下関市あすから
下関市が火の山地区で進める観光施設再編整備事業に伴って11月10日で運行を終了する火の山ロープウェイのラストイヤー記念として、66年間の歴史を振り返る写真を掲載した卓上カレンダーを12日から乗客にプレゼントする。先着2400部の限定配布。 2カ月分の暦を1枚に収めており、表紙も入れて計7枚のカレンダー。関門海峡に現在架かっている関門橋(1973年開通)が写っていない時代の写真をはじめ、78年から現在まで昭和、平成、令和と三つの時代を駆け抜けた2代目ロープウエーの写真、幻想的な照明に彩られた夜間運行の様子の写真などで歩みを紹介している。 同ロープウェイの上駅と下駅のそれぞれで扱い、乗車券購入者の中から希望者に1人1部配る。乗車料金は大人が往復520円(片道310円)、小学生以下が同260円(同150円)。幼児は保護者1人につき1人無料。 市観光施設課は「最後の年なので例年より乗客が多い。いよいよ卒業が近づいてきた火の山ロープウェイにぜひお越しください」と話した。 問い合わせは市観光施設課(電話083・231・1838)へ。