自民・甘利明氏が次期衆院選に不出馬表明 元幹事長、今後は政策実現に尽力
先の衆院選で神奈川20区から出馬し落選した自民党の甘利明元幹事長(75)が21日、次期衆院選に立候補しない考えを表明した。相模原市南区で支持者との会合を開いた後、記者団の取材に答えた。 【写真で見る】支持者ら向けの報告会後、記者団の取材に応じる甘利氏 甘利氏はこの日、地域の支持者や地方議員らを集め、「41年の政治生活を振り返って」と題した報告会を開催。非公開で行われたが会合後、甘利氏が取材に応じ、次期衆院選について「後援会や自民党県連、党本部の皆さんと協議し、みんなの目にかなう人を選んでいきたい」と後進に道を譲る意向を示した。さらに、政策活動を今後も続けるとし、「仕上げなければならない課題に取り組みたい。大事なのは半導体政策。自分がやり始めた政策だ」と述べた。
神奈川新聞社