行政書士と競輪選手の二刀流! ガールズケイリン1期生の挑戦「夫には、一生働いてもらいます(笑)」
久留米競輪場のナイター競輪「第2回オールガールズクラシック(GI)」は26日、初日を迎える。5レースのガールズケイリンCの予選1を走る田口梓乃(31歳・山口=102期)に話を聞いた。 先日、ママさんレーサーの田口梓乃がSNSで行政書士との二刀流を発表した。これは極めて異例だ。 個人事業主である競輪選手の“副業”は飲食店や柔道整復師など、多岐にわたる。賞金が安かった時代はアルバイトで工場勤務、代行の運転手をしていたという話も聞いたことがある。 「父親は競輪選手でしたが、実は母親が行政書士で。両親の職業を両方、自分でやることになったのは何かの縁ですね。落車した時に将来の不安を感じたのもキッカケのひとつです」 SNSでは事務所で勤務している写真もアップしていたが、“先生”と言う雰囲気が漂っていた。時間がある時は事務所に勤務しているそうだ。 現役競輪選手である夫(田口守)には「一生、働いてもらいます!」と笑う。誰もが羨むおしどり夫婦だ。(町田洋一)