「お母さんにいい誕生日を」急きょスタメンで初打点 西武・奥村光一が喜び爆発
◇プロ野球パ・リーグ 西武6-0オリックス(17日、ベルーナドーム) 西武は連打で先制点をあげ、大量得点のきっかけとなるタイムリーを放った奥村光一選手が試合後、喜びのコメントをしました。 【画像】7月16日終了時点でのパ・リーグ順位表 奥村選手は育成選手として入団したルーキーで6月に支配下登録。この日は2軍で巨人戦に出場予定でしたが栗山巧選手の体調不良で1軍登録され、ジャイアンツ球場から急きょタクシーでベルーナドームに来ました。 そしていきなり「2番・レフト」でスタメン出場し6回、1アウトランナー2塁・3塁で打席が回るとオリックスの先発・宮城大弥投手のフォークをとらえプロ初打点となる先制点をあげました。 西武はここから4人の打者で4点をあげ宮城投手を攻略、西武の先発・青山投手が完封でプロ初勝利をあげ6-0で勝利しました。 勝利に貢献した奥村選手は「なんとか1点を取りたいという気持ちでバットを振りました。なんとかしたいという思いが出たのかなと思います」と振り返りました。 この日は母親の誕生日だという奥村選手。「なんとかテレビで見ているお母さんのためにも、いい誕生日プレゼントを見せることができたと思います」と喜びを爆発させました。 最後に奥村選手は「背番号75番・外野手の奥村光一です。ファンの皆さんには『おくーにゃ』と呼んでほしいです。ファンの皆さんの熱い声援よかったです」とファンに感謝のメッセージをおくりました。