キルフェボン《空想の庭》タルトやアフタヌーンティーも 大阪中之島美術館・TRIO展コラボスイーツ
大阪中之島美術館(大阪市北区)で12月8日まで開催中の「開館3周年記念特別展TRIOパリ・東京・大阪モダンアート・コレクション」。いま、美術館内のカフェレストランやタルト専門店「キルフェボン」に、同展コラボレーション企画として生まれた限定のスイーツが登場しています。 【写真5枚】麗しすぎる「TRIO」展コラボスイーツ ダリ、シャガールらをテーマにしたスペシャルアフタヌーンティーも TRIO展は、ピカソやモディリアーニ、マティス、岡本太郎、草間彌生ら近現代美術の世界的アーティスト110人による名品150点がそろう中、34組のトリオ(3作品の組合せ)が7章立てで構成される展覧会です。 トリオ34組のうち、〈空想の庭〉からインスピレーションを受けて菓子・料理研究家の山本ゆりこさんが考案したのが、ワンプレートスイーツ「庭園に広がる洋梨のタルト~果物棚へのオマージュ~ 芳醇なシェーブルのアイスとご一緒に」です。同美術館1階のカフェレストラン・ミュゼカラトで提供されています。 ラウル・デュフィ《家と庭》からは庭園をイメージしたお皿、辻永《椿と仔山羊》からは椿をイメージしたソースと山羊のチーズを使ったアイス、アンドレ・ボーシャン《果物棚》からは洋梨やブドウが棚に並んでいるようなタルト……3作品から連想されるイメージが一皿の上で表現されています。価格は2200円(税込)、1日限定10食です(予約不可)。期間は12月8日まで。 加えて12月3日(火)~12月8日(日)の6日間は、限定の「アフタヌーンティー」も用意されます。三岸好太郎、サルバドール・ダリ、マルク・シャガールのトリオ〈夢と幻影〉をテーマに構成されたセットです。 1段目の三岸好太郎のプレートは、今回の展示作品からインスピレーションを受けたもので、水色の空と雲、空高く羽ばたく蝶がイメージされています。2段目のダリのプレートは、ダリの出身地・スペインの食文化と食に対する彼の独特な世界観を、3段目のシャガールのプレートは、ユダヤ人のシャガールにちなんでユダヤ教に基づく伝統的な食文化を表しているとのこと。価格は5500円(税込)、提供時間は午後1時~午後7時30分。1日限定10食で、予約可能です。12月5日(木)の夕刻には、考案者の山本ゆりこさんを迎えての「スペシャルスイーツ会」や講演会も実施されます。 一方、キルフェボンには、〈空想の庭〉をコンセプトにした新作「キルフェボンガーデン~ブルーベリーチーズ風味~」が登場しています。 色鮮やかなブルーベリージャムに、クリームチーズを入れて焼き込んだパウンド、甘酸っぱいミックスジャムとチーズクリームを重ね、はちみつソースとベリーを飾った一品。ハーブやエディブルフラワーは、自然が織りなす美しい草花を模しています。1ピース1188円、ホール(25cm))11880円(いずれも税込)。グランフロント大阪店のほか、浜松・静岡・京都・仙台・福岡各店で10月31日(木)まで販売されます。(福岡のみ10月1日から31日の予定)
ラジオ関西