塩野瑛久「感性や感覚を養っていく時間を…」 大ファン・ミュシャの魅力を熱弁
俳優の塩野瑛久が2日、東京・渋谷ヒカリエで行われた『グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ』開幕セレモニーに登場した。 【全身ショット】ホワイト衣装でミュシャの作品の前に佇む塩野瑛久 同展は、ぐるりと取り囲む大画面のプロジェクション、ミュシャの故郷をイメージしたオリジナル音楽、作品からインスパイアされた香りと、まさに巨匠ミュシャを浴びるように五感で楽しむことができる新感覚のイマーシブ展覧会。アール・ヌーヴォーで花開いた傑作ポスターの数々から、後半の傑作〈スラヴ叙事詩〉まで、めくるめくミュシャの世界を堪能できる。 アンバサダーを務める塩野は「まさに一言で言うと、感動しました。テストの段階で、見させていただいていたんですが、やはりここの会場で実際に見ると、没入感がすさまじいですね」としみじみ。「一面、ミュシャの絵で囲われていて、本当に均一に楽しめて。色味もこだわっていて、そこに投影することで、没入感がより高まっている感じでした」と声を弾ませた。 「今後没入したいもの」とのトークテーマでは「まさにアートに触れてみたいなと。自分でも去年辺りですかね、絵というかテクスチャーアートに挑戦しようと思ったのですが、できなかったので、そういったものに費やしていきたいなと。自分の感性や感覚を養っていく時間を作っていきたいです」と熱弁。具体的なミュシャの作品については「『ジョブ』という絵がすごく好きです。タバコの広告の絵なのですが、すごく印象的で。僕の大好きなアニメーション作品である『アーケイン』も、ミュシャにインスパイアされていると知って、びっくりしました」と明かしていた。 自身の来年の目標について向けられると「仕事もこれからもっともっと見ていただく方が増えていくような俳優にもなりたいです。プライベートでは、心の余裕をもう少し与えて、豊かに表現もそうですが、豊かにしていって、よりステキな作品との出会いに備える時間を作っていきたいです」と語っていた。 セレモニーの進行は、テレビ東京の竹崎由佳アナが務めた。