吉村洋文知事（18日）

　大阪維新の会の代表選に吉村洋文・現代表が再選を目指して立候補する意向を示しました。 　大阪維新の会はあす19日に全体会議を開き、新代表を選出する予定で、複数候補が出馬した場合は党所属の議員や首長らによる投票が実施されます。 　吉村氏は18日、代表選への出馬の意向を示した上で、その理由については19日発表するとしました。代表選は2020年、いわゆる「大阪都構想」が住民投票で否決され、松井一郎前代表が辞任したことを受けて実施されて以来4年ぶりです。 　吉村氏は12月1日に投開票される「日本維新の会」の代表選にも立候補していて、いずれも当選した場合は兼務することになります。 　大阪府知事でありながら2つの党の代表を兼務する可能性については「橋下徹元代表も、松井前代表もやってきたことなので、頑張ってやるしかない」「ずっとは無理かもしれないけど、できるところまで走り切る」と話しました。 　また、記者から「もう一度大阪都構想に挑戦する考えがあるのでは」と問われると「明日、考えを述べる」とした上で「大阪維新の会としての方向性は示していきたい」と言及しました。