CTC、クラウドネイティブ技術を活用しアプリ開発の効率化を支援する新サービス
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は2日、クラウドネイティブ技術支援サービス「C-Native」の新メニューとして、クラウドネイティブ技術を活用してアプリケーション開発の効率化を実現する「プラットフォームエンジニアリングサービス」を提供開始すると発表した。 【画像】プラットフォームエンジニアリングサービスとSREサービス 「プラットフォームエンジニアリングサービス」は、アプリケーションの開発工程に自動化技術を用いることで、開発者の負荷を軽減し、リリースまでの迅速化を図るサービス。開発プラットフォームとしてRed Hatの「Red Hat Developer Hub」を活用し、アプリケーションの設計から開発、テスト、本番環境までを自動化する開発プラットフォームの構築を、トータルでサポートするとした。 なおRed Hat Developer Hubは、最新のクラウドネイティブ技術を取り入れたツールやテンプレートの選択、外部システム/データベースとのAPI連携、直観的なGUIなどを特徴としており、コンテナやマイクロサービスなどのアーキテクチャ、ソースコード、テストプログラムをテンプレート化することで、各機能を使用した開発に瞬時に取り組めるという。 また、バグやセキュリティの脆弱性を自動で検出して早期に改修・実装できるようになるので、手戻りを防ぎ、品質の向上にもつながるほか、テスト環境や本番環境への実装も自動化されているため、短期間での開発・テスト・実装の繰り返しが可能で、迅速なアプリケーション提供を実現するとのこと。 CTCでは、プラットフォームエンジニアリングサービスと、オブザーバビリティ(可観測性)の手法を用いた運用自動化サービス「C-Native SRE サービス」を組み合わせて提供し、要件にあったツールやテンプレートの設定に加えて、チーム単位でのプラットフォーム活用に向けたハンズオントレーニングや運用サービスによって、トータルに支援するとしている。
クラウド Watch,石井 一志