80代女性運転の乗用車が4人はね 1人死亡1人重体 鹿児島市
鹿児島放送
11日、鹿児島市の県道で80代の女性が運転する乗用車が男女4人をはね、1人が死亡した事故で、運転していた女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話していることが分かりました。 警察によりますと、11日午後6時前、鹿児島市下荒田1丁目の県道20号で、84歳の女性が運転する乗用車が交差点を右折する際、横断歩道で女性2人をはねた後、さらに植え込みを越えて、歩道にいた夫婦をはねました。 この事故ではねられた男女4人と、乗用車を運転していた女性の合わせて5人が病院に搬送されました。 歩道ではねられた、姶良市東餅田の会社員・今西和隆さん(37)が死亡し、今西さんの妻は右足を骨折する大けがをしました。 横断歩道ではねられた48歳の女性は意識不明の重体、22歳の女性は左腕に軽いけがをしました。 ●事故直後の目撃者 「赤い車の下に、下敷きに3人なっていて」 運転していた鹿児島市の84歳の女性は胸の骨を折る重傷で、病院で治療を受けているということです。 「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということで、警察は過失運転致死傷の疑いを視野に調べを進めるとしています。