広島の三大祭り、胡子大祭始まる 福を集める熊手求めにぎわい 広島市中区
広島三大祭りの一つ、えびす講として親しまれる胡子大祭が18日、広島市中区の胡子神社一帯で始まった。福をかき集めるとされる縁起物の熊手「こまざらえ」を求める参拝客でにぎわった。20日まで。 【写真】広島の三大祭り、胡子大祭始まる 神社周辺の露店には、米俵や小判を飾り付けた大小の熊手がぎっしりと並んだ。商売繁盛や家内安全を願う自営業者や家族連れが買い求めた。神社でおはらいを受ける参拝者も多く訪れた。 電気工事業の夫と訪れた中区の幼稚園教諭渡辺千佳さん(39)は「いま妊娠中なので、商売繁盛と安産を願って来ました」と、こまざらえを買っていた。 19日は市中央部商店街振興組合連合会(中区)などが開くイベント「えべっさん」も開催。同日午後7~10時、中央通りは歩行者天国になり、午後7時35分から夜神楽や和太鼓の演奏がある。
中国新聞社