「どして?」無愛想なバイトくんが連れてきた新しいアルバイトは…3羽のペンギン!?喫茶店で働くペンギンとイケメン店員のほのぼのした日常に癒やされる【作者インタビュー】
世禕(@MocHizuki_sei)さんは書籍「ペンギン喫茶は今日も青天」を発売し、X(旧:Twitter)のフォロワー数は8.3万人(2024年10月16日現在)の人気漫画家だ。喫茶店でペンギンがバイトを始めることから物語が始まり、美しいイラストがなんとも魅力的で作品に引き込まれてゆく。本作を描いた経緯や裏話などについて、世禕(@MocHizuki_sei)さんにインタビューした。 【漫画】本編を読む ■ペンギンたちを個性的に、表情豊かに描く 本作を描こうと思った理由について、世禕さんは「大きなきっかけとしては、担当編集さんにお声がけいただいたことだと思います。もともとペンギンと男子をモチーフとしたイラスト作品を描き続けていて、イラストだけでなくショートアニメーションにも挑戦していたこともあり、彼らの関係性を、解像度を上げて届けたいと思っていたので、絶好のタイミングでお声がけいただきました」と話す。 3羽のペンギンが喫茶店でバイトをするというストーリー。なぜカフェのバイトをペンギンにしようと思ったのか聞くと「ペンギンと男子のイラスト作品の1つの世界線で、男子がカフェ店員なら、ということでペンギンがお手伝いに来るイラストや、お客さんとなって来店するアニメーションを制作していました。今回はその延長線ということでストーリーを考えました」と明かす。 本作を描くに当たって工夫したことを聞くと「ペンギンたちの可愛さと、バイト君や店長などキャラクターたちのカッコよさがどちらも伝わる内容になるように意識しています。特にペンギンたちはビジュアルが基本的に同じなので、性格や行動、反応でそれぞれの特徴が現れるようなリアクションになるようにしています」と話す。 美しいイラストと心がほっこりするストーリーが独特な世界観を生んでいる本作。ぜひ読んでみてほしい。 取材協力:世禕(@MocHizuki_sei)