timelesz 菊池風磨、パブリックイメージとの違いに困惑!? 久間田琳加と軽妙な掛け合いも
菊池風磨(timelesz)が主演を務めるオシドラサタデー『私たちが恋する理由』(テレビ朝日系)が10月12日からスタートした。すでに菊池が演じる黒澤智也に“キュン”とさせられた視聴者も多いはず。今回、主人公の黒澤を演じる菊池と、黒澤の部下で入社3年目の森田葵役を演じる久間田琳加が揃って取材に応じ、撮影秘話などを語った。 【写真】『私たちが恋する理由』場面写真 撮影現場の様子ついて、菊池は「ほっこりしながらもキュンキュンするようなお話なので、現場の雰囲気もとても和やか。和やかなんだけど、テキパキと進んでいったのでいい現場だな」と様子を明かした。 インタビュー当日、朝から撮影していたのは、原作コミックス1巻の冒頭で描かれるエレベーターでのシーン。菊池は「(原作に)忠実に再現されていて、そのぶん緊張感もあった」と話し、久間田も「漫画の原作の中でもすごく大事なシーンを初日の最初に撮ったんですけど、すごく思い出深い日になった」とこのシーンからスタートできたことへの喜びを語った。 第1話にモラハラ上司・木下正役でサプライズ出演したウエストランド・井口浩之について、菊池は「ここから先も出てほしいとは勝手ながら思っているんですけど。またどこかで、またこの作品の中で」と語ると、久間田が「一緒にアップですかね?」と提案。菊池は「いいね!」と「最後は3人で」と盛り上がっていた。 改めてお互いの印象について聞かれると、菊池は「すごく真面目な方だなと思いました」と切り出し、「話してみるとツッコミどころは多々あるんです。でもお芝居に対してはすごく真面目で。今日も少し早く終わったので、『何するんですか?』と聞いたら『撮影期間は家に帰って台本を読み込みます』と。素晴らしいですね。鑑のようだ」と笑顔を見せた。 久間田が「不器用なんですよね」と説明すると、菊池は「それだけまっすぐということです。参考にさせていただきたいので」とフォロー。すると久間田が「参考程度、実行ではなく(笑)」とさりげなくツッコミを入れるなど、2人の会話から現場の和気あいあいとした雰囲気が伝わってきた。 一方、久間田は菊池の印象について、「黒澤さんが笑わないキャラクターなので、最初の情報解禁のときから“アドリブなし”を宣言されていたと思うんですけど。 でも、私にはスタートした時点から本当に黒澤さんにしか見えなくて。目線や表情から何を考えてるかわからない感じ……本当に何ひとつ違和感を感じないクランクインだった」と回顧。「葵としてもいやすかった」と称賛すると、菊池が「もっと言って」と囁いて笑いを誘った。 記者から、カメラが回る前も菊池がクールに待機していたことを告げられ、おふざけ、アドリブ禁止のままでも大丈夫そうかと聞かれると、菊池は「人を異常のように言わないでください(笑)」と挟み、久間田は「もう全然、心配は何一つありません、助けていただいています」と菊池の存在に助けられていると語った。 課長で、寡黙なタイプという黒澤の役柄を踏まえて、自身との共通点を聞くと、菊池は「いや、僕、意外に寡黙なんですよ、本来は。メディアに作り上げられた虚像がひとり歩きしてるだけであって。もう本当、非常に寡黙で、真面目。ピュア。この3拍子でやらせてもらってます! 本当に共通点は多いと思ってますけど、これを言うとみんな少し笑うんです。大笑いはしないです。ちょっとだけ笑う(笑)」と自虐的に語り、「でも年齢も自身よりすこし上の役なんで、実年齢よりは。漫画原作を読ませてもらった時も、大人の印象だったので、そこら辺をなるべく近づけることができるように」と役作りについて語った。 キュンとする甘い雰囲気の場面も多いという本作。そういう芝居は得意か聞かれると、「得意です! ……以上でございます。」と胸を張った。 一方、ロングヘアを25センチバッサリとカットした久間田。役作りにあたって準備したことを聞くと、「髪を切った瞬間から意識はすごく変わった」と話し、「一気にこの世界観に気持ちが持っていかれたんですけど。役作りとしては、今回は原作があるので、何か迷ったら漫画に戻ってもう一度読んでみたり。あとは、私も実年齢よりはちょっとだけ上の役柄なので、大人に見えるように気を使うようにしてます」とこだわりを明かした。 久間田の25センチのヘアカットの話題を受けて、記者が菊池にビジュアル撮影時よりも髪を切ったか聞くと、菊池は「切りました。切りました」と明かし、「役に寄せるというところで切りましたけど、もう琳加ちゃんが25センチも切ってしまっているのでちょっと触れないでほしい……パンチが弱いなんて言わないでください……僕の決意のカットなんです」と笑いを誘った。