大阪桐蔭主砲・ラマルは自信満々「飛ばない新基準バットに不安はありません」
第96回選抜高等学校野球大会の甲子園練習が14日に阪神甲子園球場で行われた。 秋の近畿大会を制した大阪桐蔭はこの日に登場。今大会注目のスラッガーであるラマル ギービン ラタナヤケ(3年)はシート打撃で強烈な打球を披露した。 【動画】中学時代から別格...豪快過ぎるラマル ギービン ラタナヤケのバッティング しかし、本人は打撃内容に納得していない様子。甲子園練習の前に西谷浩一監督から「オーロラビジョンが大きいので、上を向いてしまう」とアドバイスを受けていたそうだが、「それをわかっていて打席に入っても自分のスイングができなかったので、その意識を持って、修正しながら打っていきたいと思いました。とてもいい勉強になりました」と課題を見つけ、前を向いていた。 以前より飛ばないと言われている新基準バットにも不安はなく、3月に入ってから既に本塁打を2本放っているという。「ちゃんと捉えたら飛んでくれるので、自分のスイングをしようと思っています」と高校通算本塁打を30に伸ばした大砲はセンバツに向けて自信を見せていた。 ベンチプレスの記録が97.5㎏から110㎏に上がるなど、昨年から確かな成長を見せているラマル。「活躍してチームに貢献できるような姿を見てほしいです」とアピールしていた。