【速報】小林製薬「紅麹問題」 厚労省などが和歌山の工場に立ち入り検査
小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、厚労省などが3月30日の大阪工場に続き、和歌山県にある製造工場に立ち入り検査に入りました。 【画像を見る】「紅麹コレステヘルプ」など自主回収の対象品をすべて見る 同名で「回収の非対象品」もある 31日、厚労省と和歌山県の立ち入り検査が行われているのは、和歌山県紀の川市にある小林製薬の関連会社の工場です。サプリの原料となる「紅麹」を製造していた大阪工場は去年12月に老朽化を理由に廃止され、使われていた製造ラインは現在、紀の川市にある関連会社の工場に移されています。 厚労省によりますと、サプリメントからは「プベルル酸」という想定外の物質が検出されていて、アオカビから発生する天然化合物とされています。 検査では、工場内の製造工程や衛生管理などを確認するとみられます。